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中東欧日本語教育研修会2018

 

テーマ「ことばの教育における文化の問題を考える」

 

CEFRでは複言語・複文化主義が掲げられ、それを受けてJF日本語教育スタンダードでも「相互理解のための日本語」という理念のもとに、課題遂行能力と異文化理解能力を高める方法が考えられています。特に課題遂行能力については、膨大な数のCan-doが用意され、レベルに応じた学習目標も立てやすくなりました。一方で、異文化理解能力については、教材制作の分野で様々な試みがなされてはいるものの、基本的には学習者の自律性に委ねられ、ポートフォリオの作成以外に必ずしも具体的な知見の共有がなされていないように思われます。

このような状況下で、内容重視の言語教育への関心が世界的に高まっています。教育現場では文化の問題が様々な形で取り上げられますが、私たち教員はこれに対してどう向き合えばよいのでしょうか。

今回は米国から内容言語統合型学習(CLIL)の専門家として著名な佐藤慎司先生をお招きするほか、参加者の発表やグループ・ディスカッションを通じて、皆様と一緒に日本語教育における文化の問題について考えていきたいと思っております。

詳しくは特設サイトをご覧ください。