映画週間 2023
今年も日本映画週間の時期がやってきました!
2023年は平日18時30分から5日間、5作の映画を上映します。
泣きあり笑いありの独特の日本映画、懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか。
ハンガリー語と英語の字幕付きですが、吹き替え版ではありませんので日本の方もお待ちしています!
ブダペストのトルディ映画館で会いましょう!
チケット 1300HUF
https://toldimozi.hu/programok/japan-filmhet-2023
ラインアップ
ステップ
Step
(2020, 118 分)
6月 19日 18:30
結婚三年目、三十歳という若さで、妻の朋子が逝った。男手一つで娘・美紀を育てようと決めた健一。彼に再婚を勧めながらも、孫の美紀を近くに置いておきたい朋子の父母の葛藤。娘のためにも再婚したほうがいいのではないかと悩みながらも義理の父母の気持ちを考えると決心がつかない健一。やがて、娘のためだけに生きてきた健一の前に一人の女性が現れる。保育園から小学校卒業まで、シングルファザーの奮闘と娘の成長という10年の足取りを、季節のうつろいとともに切り取る、「のこされた人たち」と、その父娘を取り巻く心優しい人たちと温かい交流を描いた、感動物語。
劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん
BRAVE FATHER ONLINE – OUR STORY OF FINAL FANTASY XIV
(2019, 114 分)
6月 20日 18:30
この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか──自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。アキオの得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も〈光のお父さん計画〉!アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは──。
梅切らぬバカ
THE LONE UME TREE
(2021, 77 分)
6月21日 18:30
山田珠子は、息子・忠男と二人暮らし。毎朝決まった時間に起床して、朝食をとり、決まった時間に家を出る。庭にある梅の木の枝は伸び放題で、隣の里村家からは苦情が届いていた。ある日、グループホームの案内を受けた珠子は、悩んだ末に忠男の入居を決める。しかし、初めて離れて暮らすことになった忠男は環境の変化に戸惑い、ホームを抜け出してしまう。そんな中、珠子は邪魔になる梅の木を切ることを決意するが…。
浜の朝日の嘘つきどもと
(2021, 114 分)
6月22日 18:30
「いつか、この映画館で、いわゆる残像現象に救われる人が現れるかもしれません。それがたった1人でも、その時のために、少し踏ん張ってみようと思います。半分暗闇を見てるはずなのに涙するような、ネクラで心優しい、映画好きの人たちのために」
福島県南相馬に実在する映画館を舞台に、映画館の存続に奔走する女性の姿を描いたタナダユキ監督のオリジナル脚本を高畑充希主演で映画化。
長いお別れ
A LONG GOODBYE
(2019, 128 分)
6月23日 18:30
父の70歳の誕生日。久しぶりに帰省した娘たちに母から告げられたのは、厳格な父が認知症になったという事実だった。それぞれの人生の岐路に立たされている姉妹は、思いもよらない出来事の連続に驚きながらも、変わらない父の愛情に気付き前に進んでいく。ゆっくり記憶を失っていく父との7年間の末に、家族が選んだ新しい未来とは―。