中東欧日本語教育研修会2017
テーマ「学習者オートノミーと教師の役割」
近年、日本語学習の分野でも無料でアクセスできるリソース(Open Educational Resources, OER)が普及しつつあり、また学習者の多様化により学習者全員が同じコンテンツで学ぶのにも限界が見えてきました。また急速な知識社会化により、市民一人ひとりが常に自分で学び続けることが求められています。
このような状況で、学習者の自律的に学ぶ力を育てるために、私たち教員はどうすればいいのでしょうか。
今回は日本から学習者オートノミーの専門家として著名な青木直子先生をお招きするほか、参加者の発表やグループ・ディスカッションを通じて、皆様と一緒に考えます。
詳しくは特設サイトをご覧ください。
※今回のテーマ「学習者オートノミーと教師の役割」は、教育機関の制度上の問題などに触れなければいけないことが多いため、基調講演のライブ配信動画は公開されていません。基調講演以外の各発表は、発表者自身の了承を得られたもので、「中東欧日本語教育プラットフォーム」に共有されたものをYouTubeのプレイリストにまとめました。
◆中東欧日本語教育研修会2017 発表動画プレイリスト
https://youtube.com/playlist?list=PLPpzOhcxrj-yOQTeaUBeqcElbRvRWPLh9
・「日本語教育における卒業論文作成のサポート ー自律学習支援の観点からー」内川かずみ(ハンガリー)
・「多様化する学習環境に適応したコースデザイン」 松野直行 イレーナ・スルダノヴィッチ (クロアチア)
・「ルーマニアにおける日本語学習者のオートノミー(ヒペリオン大学を例に)」シオン・アンドレア(ルーマニア)
・「日本語コースの振り返り ― 学習者オートノミーと教師の役割を考える ― Katarina Sukelj(クロアチア)
・「JF講座総合日本語クラスにおけるポートフォリオ実践を振り返る―自律的学習能力の養成を目指して― 」大室文(JFBP)
・「クラス文脈における学習者の同僚性とオートノミー」若井誠二(ハンガリー)