待ちに待った日本映画週間の時期がやってきました!
2025年1月13日〜17日の間に、毎日18時30分から映画5作品を上映します。
全ての作品はハンガリー語と英語字幕付きですが、吹き替え版ではありませんので、日本人の方にも楽しくご覧いただけます!
2025年1月にぜひブダペストのトルディ映画館でお会いしましょう!
チケット→1500 HUF
チケット販売開始:2025年1月2日(木)
チケット販売ページ:https://toldimozi.hu/
ラインアップ:
① 総理の夫 (2021年、 121分)
上映日時: 2025年1月13日(月) 18:30~
ある日の朝、鳥類学者の相馬日和(田中圭)は少数野党の党首を務めている最愛の妻・凛子(中谷美紀)から意味深な話を投げかけられた。
「ねぇ日和くん、もしも私が総理大臣になったら、何かあなたに不都合はある?」
聞き返してもはぐらかされ、野鳥観察の出張に出た日和。ろくに電波の届かない孤島で十日間を過ごしているうちに……、なんと彼女は、この国の未来をすっかり変えてしまっていた!
② 夕陽のあと (2019年、 133分)
上映日時: 2025年1月14日(火)18:30~
鹿児島県長島町―日野優一は父の家業を継ぎぶりの養殖で生計を立てている。妻の五月 、優一の母ミエ、そして7歳になる息子の豊和との4人暮らし。しかし豊和は実の息子ではなく1歳のときに引き取った里子で、優一と五月は養子として正式に豊和を迎え入れようとしている。いよいよ家庭裁判所で特別養子縁組の手続きに入 ろうとするときに、児童相談所の吉田から、豊和が施設であずかることになった経緯、そして生みの母親の名前を聞き二人は愕然とする。 数年前、島へ移 り住み、町の食堂で働くようになった佐藤茜と同性同名であったからだ。育ての親と生みの親との葛藤 、彼らを取り巻く島の人々のまなざし、島で育った子どもたちの姿をとらえた ヒューマンドラマ。
③ 湯道 (2022年、 126分)
上映日時: 2025年1月15日(水) 18:30~
「おくりびと」などの脚本家で放送作家の小山薫堂が、自身の提唱する「湯道(ゆどう)」をもとにオリジナル脚本を手がけ、お風呂を通じて交差する人間模様を描いた群像ドラマ。
亡き父が遺した銭湯「まるきん温泉」に戻ってきた建築家の三浦史朗は、店を切り盛りする弟・悟朗に、銭湯をたたんでマンションに建て替えることを伝える。一方、郵便局員の横山は「入浴、お風呂について深く顧みる」という「湯道」に魅せられ、湯道会館で家元から湯を学んでいる。定年後は退職金で自宅に檜風呂を導入したいと考えているが、家族には言い出せずにいた。そんなある日、まるきん温泉のボイラー室でボヤ騒ぎが発生し、悟朗が入院。店の看板娘・いづみの助言もあり、史朗が弟に代わって数日間だけ店主を務めることになる。
生田斗真が主演を務め、弟・悟朗を濱田岳、銭湯で働くいづみを橋本環奈が演じる。監督は「マスカレード」シリーズの鈴木雅之。
④ バカ塗りの娘 (2023年、 118分)
上映日時: 2025年1月16日(木) 18:30~
青森県弘前市。父と暮らす青木美也子は、地元の高校を卒業後、特にやりたいことも見つからず、家計を助けるためにスーパーで働いていた。何をやってもうまくいかず自分に自信の持てない美也子だが、津軽塗職人である父の手伝いは唯一夢中になれるものだった。しかし津軽塗で高い評価を受けていた祖父の後を継いだ父も、業界の斜陽と共に、津軽塗を続ける気力を失い、気づけば家族もバラバラになっていた。貧乏暮らしと父の身勝手さに愛想を尽かせて出ていった母、家を継がず自由に生きる道を選んだ美容師の兄。そんな二人をよそに堂々と津軽塗の道に進みたいと公言できずにいる美也子だったが、家族や漆塗りと向き合うなかで、ある大きな挑戦をする。
⑤ すばらしき世界 (2020年、126分)
上映日時:2025年1月17日(金)18:30~
「ゆれる」「永い言い訳」の西川美和監督が役所広司と初タッグを組んだ人間ドラマ。これまですべてオリジナル脚本の映画を手がけたきた西川監督にとって初めて小説原案の作品となり、直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。殺人を犯し13年の刑期を終えた三上は、目まぐるしく変化する社会からすっかり取り残され、身元引受人の弁護士・庄司らの助けを借りながら自立を目指していた。そんなある日、生き別れた母を探す三上に、若手テレビディレクターの津乃田とやり手のプロデューサーの吉澤が近づいてくる。彼らは、社会に適応しようとあがきながら、生き別れた母親を捜す三上の姿を感動ドキュメンタリーに仕立て上げようとしていたが……。