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専門業務及び研究活動を円滑に遂行する上で日本語能力を必要とする専門家 (研究者、大学院生、図書館司書、博物館・美術館学芸員等)の日本語学習 を支援するため、JF 関西国際センターで、各専門業務の特色に配慮したカリ キュラムにより、実用的な日本語能力を身につける研修を実施します(令和 7年度は6か月のコースのみ)。

 

研修内容
研修期間中に自主的に専門家へのインタビューや関連機関への訪問を企画したり、専門資料の 収集と読解などを経験しながら、情報の交換・収集・発信のための日本語スキルの習得を目指 します。教室内で日本語を学ぶだけでなく、専門活動に集中する期間も設定されているので、 参加者は明確なテーマを持って自主的に計画を立てて活動することが求められます。研修の最 後には、日本語学習及び専門活動の成果として、自身の研究テーマについて報告する発表会が あります。

 

申請資格
申請者は 1 ~11までの要件を全て満たしている必要があります。

1 自己の専門業務又は専門の研究活動を遂行する上で日本語能力を必要としており、次のア又 はイに該当する者。
 ア 研修開始時点において、日本以外の国・地域の所属機関と雇用関係にあり、帰国後も当 該機関に引き続き勤務することが予定されている者であって、次の(ア)~(エ)のい ずれかに該当する者。
  (ア)大学・研究所等の高等教育機関又は研究機関において教員(講師、助手等)、研究員 等の身分を有して研究活動を行っている者。
  (イ)公的機関(官庁、シンクタンク等を含む)において専門的な研究業務に従事してい る者。
  (ウ)高等教育機関・研究機関、文化交流機関又は公共図書館等において常勤で司書の業 務に従事している者。
  (エ)博物館・美術館等において常勤で学芸員等の業務に従事している者で、日本を含む 国際交流業務に携わる者。
 イ 申請時点及び研修開始時点において、日本以外の国・地域で大学院修士課程若しくは博 士課程に正規生として在籍し(学位取得資格がない聴講生・研究生等は除く)、日本に関 係のある内容で修士論文又は博士論文を執筆する予定であること。

2 本研修参加に関し、所属機関の責任者の了承が得られること。

3 研究分野が、日本をその対象に含む社会科学又は人文科学であること。ただし、自然科学や 応用科学との学際分野を含む。

4 日本に関連する明確な研究テーマ又は活動テーマを持ちその成果を発表する予定があること。

5 日本と国交のある国の国籍を有すること。※台湾の方も申請可能です。

6 日本の義務教育を3年以上受けていないこと。

7 心身ともに研修プログラムへの参加に支障がない状態であること。

8 申請時点で日本語能力試験N4または旧日本語能力試験3級程度以上の日本語能力、JF 日 本語教育スタンダードではA2レベル程度以上の日本語能力を有していること(日本語能力 試験の各レベルの認定の目安は日本語能力試験公式ウェブサイトの「N1~N5:認定の目 安」https://www.jlpt.jp/about/levelsummary.html を、JF 日本語教育スタンダードに ついては https://www.jfstandard.jpf.go.jp/ を参照)。

9 2023 年 11 月 30 日より逆算して過去5年以内に、JF 日本語国際センターの各研修に参加 していないこと。

10 過去に JF 関西国際センターの「司書日本語研修」、「研究者・大学院生日本語研修」、又は 「専門日本語研修(文化・学術専門家)」に参加していないこと。 ただし、2023 年 11 月 30 日より逆算して5年以上前に終了した2か月コース又は4か月 コースに参加した者が、新たに申請する場合を除く。

11 研修期間中に日本の教育機関への留学、他の日本で行われる研修への参加又は日本での就労 若しくは他の滞在目的活動を行う予定がないこと。 

 

実施期間

 2025年10月上旬~ 2026年3月下旬

 

申請締切

 2024年12月3日 13時(日本時間)(公募申請サイト

 

詳しくは、国際交流基金公募プログラムのWEBページ(日本語・英語)をご覧ください。

 令和7年度公募プログラム

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